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正義ってなんだろ~

こんばんわ~(*≧▽≦)ノ

電撃カーニバルにもかかわらず、友達から小説を借りて読んでました~♪
その本の名は「Fate/Zero」(フェイト/ゼロ)
正義ってなんだろ~_f0131057_2172289.jpg
この4巻で完結になります。
4巻が出たのは最近です。待ってました~∩(´∀`)∩ワァイ♪

これ語りたいなぁ・・・・スゴク  ちょっと長くなるかも^^;

で、この「Fate/Zero」って小説ですが、ZEROがつく場合大体は昔の話になりますよね^^
その通りで元々「Fate/stay night」というゲームがあるわけです。
PCで発売され、去年にはPS2でも発売しています。
アニメにもなりましたよ~♪
このゲームはヴィジュアルノベルというジャンルで、基本は文章を読んでいくんですけど
場面に合わせて効果音や絵によって臨場感を与えてくれるんです。

実際プレイしてクリアしてます^^v
まぁ普通に読んでいくだけで60時間くらいはかかるんですけどね!

どんな内容かと導入部文だけ簡単に言いますと~、
7人の魔術師が、何でも望みを叶える(といわれている)聖杯をめぐって命を賭けたサバイバルをします。
その際その7人の魔術師(マスター)は聖杯の力を借りて、サーヴァントという英霊を召喚し共に戦っていくんです。

サーヴァントというのはマスターにしてみれば、聖杯戦争を勝つために使役する存在ですが、
単なる使い魔とはわけが違います。
英霊と読んで字の如く召喚されるのは伝説の英雄なわけです。(悪霊みたいなのも出てきますが)
ただでさえ生前強かった英雄が、人間の域を超えた英霊として出てくるわけですから
その力は人知を超えています。
そんな強大なサーヴァントを従える力が令呪という、己がサーヴァントに絶対の命令を
下せる権限になります。ただし3回までしか使えませんが・・・
その令呪は聖杯が選びし魔術師の体に現れるわけです。

サーヴァントを倒したり、またマスターを殺して最後の一人になった勝者に聖杯を手にすることになります。

サーヴァントには7つのクラスに分かれています。
「セイバー(剣兵)」「ランサー(槍兵)」「アーチャー(弓兵)」「ライダー(騎兵)」「アサシン(暗殺者)」「キャスター(魔術師)」「バーサーカー(狂戦士)」
見ての通り使う武器や能力が違うわけですね。
そしてマスターは己のサーヴァントをこのクラス名で呼びます。
なぜなら、英霊の真名が分かれば弱点や戦い方も知れてしまうからです。
だから知られないように戦うものですが、まぁあっさり明かしてしまうサーヴァントもいますね。

「Fate/Zero」ではサーヴァントが対峙してるとこにライダーが現れて
「我こそはイスカンダルである」とあっさり暴露しちゃって・・・
えええーー!!Σ(゚ロ゚;)
思わず笑っちゃいました^^
イスカンダルとはアレキサンダー大王のことです。
知名度で言えば、1、2を争うほど有名ですよね。そしてめちゃめちゃ強かったです。

このイスカンダルの最後の戦い
アーチャーであるギルガメッシュ(古代メソポタミアの確認できる人類最古の王)との戦いで
イスカンダルがマスターにいった言葉と、そのマスターがいった言葉に泣けました(ノω・、)
この若きマスターの成長が「Fate/Zero」の見所の一つかもしれません。

「Fate/stay night」ではアーチャー、ランサーがかっこいいですね~♪
(「Fate/Zero」とは違う英霊)
アーチャーの正体は秘密だけど(ここが重要)、ランサーの正体はクーフーリンです。
わたしは知らなかったんですが、ケルト神話最大の英雄が2人いるですが内のその1人みたいですね~。
おかげで、神話や伝説の武器などに詳しくなっちゃいました^^;


で、肝心の「Fate/Zero」の主人公は、「魔術師殺し」の異名を持つ衛宮桐継(えみや・きりつぐ)という魔術師です。
彼は正義の味方に憧れていました。全ての人を救いたいと。
だけど、それは理想でしかなく
彼が言った「誰かを救うということは、誰かを救わないという事なんだ」という言葉どおり
より多くの人を救うため、より少ない人を犠牲にする選択をしてきたわけです。
常に切り捨てて、もちろん自分の心も、そうしてきた人生です。

正に小説内でも書かれてたように、
300人乗った船と200人乗った船があり、同時に船底に穴が空き
それを修復できるのは衛宮桐継だけというとき、彼は迷わず300人のほうを助けます。
そこでもし、200人のほうが桐継を捕らえて、こっちの船を直せと言ってきた場合
彼はその200人を全員殺して300人を助ける、という選択をする人です。
例えそこに親しい人がいてもです。

もうこれの是非は、わたしの想像できる範疇じゃないですね・・・
親しい人がいるほうを選択するのも一つの行き方ですけどね。

そんな彼だからこそすべての願いが叶えられる聖杯を求めて戦うわけです。
全人類の救済。恒久の平和。
でも、聖杯はそんなものではなく・・・・
彼はこの聖杯戦争を勝ち残り、でも自らサーヴァントに令呪で命令して聖杯を破壊させてます。
そして、その過程で聖杯から溢れたものを浴び、「この世すべての悪」というものを
背負わされ5年後にこの世を去ります。
そしてその時養子である息子衛宮士郎の「ジイさんの夢は俺が引き継いでやるよ」という言葉を聞いて、安心して逝くわけです。
ここの場面は「stay night」のほうでも何度も語られていたから、よく知っていましたが、
桐継の生き様を知った上でこの「Zero」のラストは泣けました(ノω・、)

そして、その息子の士郎が「stay night」の主人公です。
彼もまた自らの理想と、またその理想の果てにあるものと文字通り戦うこととなります。
こちらは希望のあるストーリーですね♪

うは~Σ(゚ロ゚;)
なんか書きすぎた・・・・でも内容の0.1%にも満たないんですけね^^;
「Fate/stay night」はすごくいいゲームだから、オススメしますよ~(゚∀゚)b

あ、ちなみに本の表紙にある、右上の男が桐継です。
真ん中にいるのが、彼のセイバーのサーヴァントです。
正体は・・・ゲフゲフ

すごくマニアックになっちゃったけど、たまにはこういう記事もいいかな~。
それじゃまたね~(´ゝ∀・`)ノシ<< +。:.゜βyёβyё ゜.:。

by kyuzou3190 | 2008-03-13 22:46 | 日常のことだったり~